2003/12/31

陶器と磁器の特徴について

陶器・磁器・せっ器・土器 と大きく4つに分けられる『やきもの』 その特徴と見分け方

種類

陶器

磁器

せっ器

原料

粘土

陶石

粘土

釉薬

かける

かける

かけない

焼成温度

1100~1200度

1300~1400度

1200~1300度

吸水性

ある

ない

少しある

はじいた音

にぶい音

金属的な音

かたい音

透光性

ない

ある

ない

 

 

 

陶器

陶器は粘土を原料として形を作り、その上に釉薬をかけ、窯で1100~1200度で焼かれて作られる。

また、若干の吸水性がある。

釉薬をかけないで作られる【せっ器】も含めて広い意味で陶器という場合もある。

 

陶器のポイント

  1. 釉薬のかかっていない部分が茶色っぽい色をしている。
  2. 見た感じどっしりと重量感があり、土の趣のある温かな雰囲気を醸し出している。
  3. 陶器を指ではじくと濁った音がする。

 

 

 

磁器

陶石と呼ばれる石を粉末にして、水を加えて粘土状にして使用する。

形が作られてから釉薬をかけて窯で1300度~1400度の高温で焼かれる。

表面がガラス質に覆われているので吸水性はなく、光にかざすと、うっすらと透けるものもある。

 

磁器のポイント

  1. 陶石の粒子は細かいので、陶器よりも硬く薄手。
  2. ガラス質で覆われており、軽やかでシャープな感じ。
  3. 磁器を指ではじくと’キーン’と金属性の音がする。

 

 

 

せっ器【焼締陶ーやきしめとう】

ヨーロッパで『ストーンウエア』と呼ばれているものに当たる造語です。

粘土で形を作り、通常は釉薬をかけずに1200~1300度で焼き締める。

陶器と磁器の間の焼締陶である。

灰色又は褐色で吸水性は少ない。

透光性はない。

 

焼締陶のポイント

  1. 焼締陶は焼成中の変化が特徴なので、窯変【ようへん】に注目する。
  2. 窯の中で器の表にに付着する自然釉のかかり具合。
  3. 胡麻ごま、緋襷ひだすき、桟切さんぎり、牡丹餅ぼたもち、焦げなどの味わい。

 

 

 

 土器【最古の焼物】

日本の焼物は縄文土器から始まる。

粘土の紐づくりで形を作り、釉薬をかけずに700~800度の低い温度で野焼。

素地が焼き締まらないので吸水性が大きくもろい。

 

 

 


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